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odamichiのブログです

もうすぐ一年

事故にあったのが7月の31日だったから、あと一月で一年だ。

最初のうちは痛みで動けず、その後は動けなかった事で落ちた体力と折れた箇所がちゃんとくっつくか不安なまま、痛みを軽減するためにリハビリに通う日々。仕事にも戻ったものの体力の落ちはなかなか取り戻せず。


ブランク明けの仕事は周りとの感覚のズレが埋まらず、以前なら堪え忍ぶ事のできた色々から上手く立ち直る事ができなくなっていた。それはきっと、思うように動かない体やわかってもらえない痛みやきつさ、協力してもらえない自分の不徳など、色々な要因が絡んでいたみたいだ。

頑張ってやっていたもののイライラだけが積み重なり、自分が何をやっているのか見失いそうだった。


体と心は直結しているんだなぁと思わされた時期だった。
頭痛や、首・肩の重たさがじわじわと気力を削ぎ、心が沈めば些細な事が気になったり、周囲へ気を使う事ができなくなり、それは自分へと跳ね返ってくる。

以前であれば、体調が万全であれば、持ち直して切り替えて上手く立ち回っていたのにそれができなくなっていた。
思えば、回復していない自分を無理矢理に以前並の生活に戻したのだからそういう歪みが起こってもおかしくなかったのだ。


何度も底の底まで沈み込んで浮き上がれないんじゃないかと思うような場所までいっては、どうにか浮上してくるという事の繰り返しで、たぶん、3月くらいからこっちはこれまでの中で最も辛い時期だった。


それでも助けようとしてくれる人はいて、なんとか、ほんとにどうにかこうにか、以前の自分を取り戻しつつある。
体というもの、心がけというもの、コミュニケーションというものの大切さを、思い知ったここ数ヶ月だった。
療術の先生を紹介してもらったのはとても大きかった。
すがる思いってのはこういうことなんだな。


つきあうようになってすぐに事故にあって、それからもずっと見放さずに支えてくれて、笑ってくれる人がそばにいるって事の幸せを噛みしめる。それでも、どんなにしあわせを感じていても体や心へのストレスは手を緩めてくれない。何度も絶望的な気持ちになった。それでも君はいてくれた。すごく助けられてる。そのことを忘れないでいようと思った。


もっと大人にならなくちゃいけない。
そういう時期が来たって事を、知らせるための事故だったのかもしれないな。
事故はいい事なんかじゃなかったけど、自分が悪い方向へ向かわずに、良い方向へ進んでいけるように、そう願う方へ進めるように、日々を大切に、懸命に生きていきたい。

僕はまだ生きてる。
君は今も笑ってる。
それだけでもう。